高負荷に悩まない!wpXクラウドがオススメな3つの理由

wpxクラウド

WordPressでホームページを公開する上で重要な事の1つに、どのサーバー会社を利用するかという事があげられます。アクセスが増え、表示速度が遅くなったと感じても、初心者にはサーバーの移行自体大変だからです。

今回3カ月ほど、wpXクラウドを利用してみました。

当初はクセのある仕様に戸惑いはしたものの、圧倒的な速度とアクセス数による高負荷の心配をしないでいいというのはとても快適で、特に初心者や高負荷に悩むサイト運営者にオススメなサービスだと感じたので、レビューしてみることにしました。

共用サーバーしか利用した事のない方はもちろん、VPSを扱えるスキルを持つ方でも、まずはwpXクラウドでホームページを公開し、コンテンツを育て、2,000円増しとなるグレードC(100万PVが目安)に乗り換える前にVPSサーバーを契約してチューニングする。という使い方もできると思います。というか私はそのような使い方をしてます。

月額500円からでもトップレベルの表示速度

wpXクラウドはサーバーの速度に定評があるエックスサーバーがWordpress専用に作ったサービスというだけあって、表示速度は抜群に速いサーバーです。

Apache Benchという測定ツールを利用して、実際にwpXクラウドの性能の検証をしてみました。

※ ab -n 100 -c 10 http://ドメイン名/ で計測。すべてWodpressを導入しているサイトで実施。
ロリポップはサーバー側の仕様により計測不可。

他社レンタルサーバーとの速度比較

サービス名100アクセスを処理する速度1秒間の処理速度月額料金初期費用
ロリポップ
(ロリポプラン)
測定不可測定不可250円1,500円
さくらインターネット
(スタンダードプラン)
11.978秒8.35515円1,029円
ミニバード8.473秒11.80250円無料
ファイアバード7.922秒12.62500円無料
ヘテムル7.634秒13.101,500円3,950円
エックスサーバー
(X10プラン)
5.289秒18.911,200円3,000円
wpXクラウド
(グレードA)
1.915秒52.23ページ500円無料

これまで仕事で利用してきた主要レンタルサーバーでテストしてみましたが、サーバーの料金が高くても表示速度が速い訳ではないという事が、おわかりいただけたと思います。

もちろん、共用サーバーの場合は、収容しているホームページの数や、時間帯によるアクセス負荷などで速度が変わる場合もありますが、私がテストした印象だと上記のテスト結果とそこまで大きくぶれる事はなかったという印象です。

初期費用が無料で、月額500円から利用できるwpXクラウドは実に費用対効果が高いサーバーだという事が分かります。

表示速度が及ぼす利用者への影響力

Googleがついに順位決定に表示速度を使い始めた(公式発表)という記事にもあるように、表示速度はSEOにおいても重要ですし、表示速度がもたらす利用者への影響について、サイト高速化でコンバージョンは上がる!高速化したサイトの実証実験結果公開!という記事では以下のような結果が出ています。

Google
 表示速度が500ms遅くなることで、検索数が20%減少

Amazon
 表示速度が100ms遅くなることで、売上が1%減少

Yahoo
 表示速度が400ms遅くなることで、検索結果を全て閲覧する人が5-9%減少

また、米のリサーチ会社Aberdeen Groupによると、表示速度が1秒遅くなることで、以下の結果が得られたことを発表している。

PVが11%減少
CVは7%減少
顧客満足度は16%減少

このように、サイトの表示速度によるユーザエクスペリエンスの変化が、WEBマーケティングに重要な要素の一つになっている。

msとはマイクロセカンドとよみ、1000分の1秒を表す単位です。500msだと0.5秒、100msだと0.1秒ですね。

1秒未満の速度でさえ、これほどの影響があるのですから、ホームページの表示速度は1秒でも速いほうがいいですし、他社の数倍の表示速度を誇るwpXクラウドをオススメする理由でもあります。

明確な料金体系で乗り換えも安心

一般的にAWS(Amazon Web Service)のようなクラウドサーバーは、サーバーのスペック、台数などを自由に調整できる分、毎月の使用金額が分かりづらいというデメリットがあります。

しかし、以下の図を見てもらうと分かるように、wpXクラウドはアクセス数に応じた利用プランの目安を公開しています。

最も低いプランのグレードAでも、想定PV数30万との記載があるので、新規でWordpressをインストールし、ホームページを公開しても当分は大丈夫でしょう。

また、他社からサーバーの移行する場合でも、自分がどのプランを選べばよいか明確なのが、高負荷に悩んでるサイト運営者にとって非常にありがたいと思います。

wpXクラウドの料金体系

wpXクラウドの料金体系

wpXクラウドは面倒な設定不要

最初に速度比較をを行ったサーバーは、すべて共用サーバーと言われる部類のサーバーになります。
この共用サーバーは自分で設定をする必要がない分、低価格、低スペックなサービスであるとも言えます。

実際、知識のある人がVPSサーバーをチューニングすれば、wpXクラウドよりも高性能なサーバーを構築する事は可能でしょう。

しかし、VPSサーバーは自由度と引き替えに以下のデメリットが発生します。

  • サーバーの設定が必要なのですぐにホームページを公開できない
  • 表示速度を限界まで速くするには細かいチューニングが必要
  • セキュリティ対策も自身で行う必要ある

また、一般的なクラウドサーバーだとCPU数、メモリ搭載量、サーバー台数までも自由に増減できるため、さらに自由度の高いサービスとなりますが、VPSサーバーよりもさらに割高な印象です。

しかし、wpXクラウドはクラウドという名が付きながら、共用サーバーと同じレベルの手軽さで管理できるというのが特長です。

グレードの変更も簡単対応

アクセスがどんどん増えて、グレードAの目安である想定PV数30万PVに近づくと、グレードの変更を検討する必要が出てきます。

wpXクラウドはグレードの変更も管理者画面上から簡単に行えるので、困る事はありません。

※ただし、グレードの変更は申請した翌月から適応されるため、余裕を持ってグレードを変更する事をオススメします。

wpXクラウドのグレードアップ申請画面

wpXクラウドのグレードアップ申請画面

wpXクラウドの欠点と代替案

これまで良いことづくめのwpXクラウドですが、欠点も当然あります。

マルチドメインが設定きない

原則として、wpXクラウドは1契約で1ドメインしか利用できません。サブドメインもダメなようでした。

マルチドメインが必須の場合は、類似サービスである、wpXレンタルサーバーを利用すれば解決できます。

wpXクラウドはアクセス数に応じてプランの移行ができる反面、柔軟性に欠ける仕様となっていますが、wpXレンタルサーバーは速度を保ちつつ、通常のレンタルサーバーに合わせた仕様となっています。

ベンチマークを取って見ると、wpXレンタルサーバーはwpXクラウドのグレードA相当のスペックのようなので、マルチドメインが必要な場合は、wpXレンタルサーバーを利用し、特にアクセスが多いドメインのみ、wpXクラウドに移行するという方法がマルチドメインを利用しつつ、最も費用対効果を高める方法だと思います。

メールアドレス作成不可

wpXクラウドはドメインを割り当てても、メールアドレスを作成できない。という欠点も存在します。
個人ブログでは問題ないでしょうが、新規で企業のホームページを立ち上げる場合、これは痛い仕様です。

ただ、最近はムームーメールのような低価格のメール専用サービスもあるので、Gmailのようなフリーアドレスでは困るという場合でも、大きな問題にはならないでしょう。

WWW Image Optimizerが利用できない

wpXクラウドはサーバーでキャッシュを保持するため、WP Super Cacheなどのキャッシュ系プラグインが利用できませんが、WWW Image Optimizerも利用できませんでした。

画像の最適化に関しては、オプションで設定できるmod_pagespeedを有効化すれば、画像も最適化してくれるので、WWW Image Optimizerのデメリットをカバーできます。

wpxクラウドでの画像の最適化はmod_pagespeedを利用する

画像の最適化はmod_pagespeedを利用

独自SSLが利用できない

管理者画面のセキュリティ向上のために、SSLを有効化する事はできますが、管理者ページ以外で独自SSLを利用する事はできません。

ただ、共用サーバーで独自SSLを利用すると、サーバー代よりもはるかに高い費用を支払う必要がありますので、企業のホームページ以外ニーズは少ないでしょう。

メールアドレスが利用できないというのも、企業サイトを想定するよりも、ブロガーやアフィリエイターなど多大なアクセスを持つメディアサイトを想定した仕様なのだと思います。

wpXクラウドを使った感想まとめ

wpXクラウドは圧倒的な表示速度を持つものの柔軟性に欠けるといった印象です。

しかし、上記でも書きましたが企業のホームページ向けというよりは、ブロガーやアフィリエイターを対象としたサービスであるという印象ですので、大きな問題にはならないと思いますし、何より、低価格・高速・簡単という3拍子が実現されたサーバーは他にない魅力だと思います。

wpXクラウドの想定利用ケース

  • ブロガーやアフィリエイターなど本気でアクセスを稼ぎたい人
  • コンテンツ制作に集中したい人
  • 複数ドメインを1つに集約したい人
  • 新規サイトの立ち上げ
  • VPSサーバー構築までの一時的なつなぎとして

どうしても、複数ドメインが必要な場合は、wpXレンタルサーバーがうまくwpXクラウドのデメリットを補うような仕様になっていますし、他社のハイスペックなプランと比較しても十分割安な部類に入ると思いますので、よほど大量にサイトを管理してるというケース以外はこの2つのサービスで十分に補えるのではないでしょうか。



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