もう迷わない!日本語・無料のWordPressテーマ4つを比較

Wordpress テーマ

WordPressのテーマは数多くありますが、今回は4つのテーマを比較してみました。
テーマには作者の設計思想、知識・技術などのノウハウが盛り込まれています。

それらを読み解く事で、この記事を読んでいただいた方が、最適なテーマを選ぶ手助けになればと思います。

WordPressテーマの選考基準

今回比較したテーマは以下の基準を参考に選びました。

  • 無料である事
  • 日本語の解説ページがある事
  • 2015年に更新があり、きちんとメンテナンスされている事
  • レスポンシブデザインに対応している事

Affingerとは

Affinger公式サイト

Affinger公式サイト

Stinger3/Stinger5で有名なブロガーENJIさん作のWordpressテーマです。

Stinger5と比べると、さらに管理者画面の使い勝手を向上させ、より柔軟になったと思います。

そして、ソースが読める方なら、このテーマをじっくり解析すれば日本のトップブロガーである、ENJIさんのテクニックの一端を身につける事ができる訳です。
すみません。ちょっと盛りすぎですね。

SEOで実績を出したStingerをベースに、よりアフィリエイトを効率的に導入する仕組みを盛り込んだ作りとなっていますので、上級者は、ソースを追いながらカスタマイズすることをオススメします。

公式サイト「お金を稼ぐ」に特化したブログテーマ – AFFINGER(アフィンガー)
更新日2015/06/13
最大幅1060px
phpファイル数30個

Stinger以上に管理機能が充実

後述のXeory Baseの影響からなのか、AffingerにはStingerにはなかった管理者画面のカスタマイズ機能がります。

Affinger公式ホームページからの引用ですが、以下の機能が追加されています。

  • 記事ごとにカラム数(レイアウト)の変更
  • 各記事ごとのindexとnoindexの切り替え
  • 簡単なランキング作成
  • リダイレクトページの作成
  • トップページに好きな記事内容を追加
  • 簡単なコピペ防止(テキスト選択不可※固定ページのみ)
affingerでカスタマイズできる項目

affingerでカスタマイズできる項目

[テーマ]→[カスタマイズ]でのデザイン変更以外にメニューにAffinger管理と、ASP管理というメニューが追加されます。この2カ所でカスタマイズが可能です。

Stinger用カスタマイズが応用できる(多分)

AffingerはStingerをベースに作られているので、ネット上に多数公開されているカスタマイズ事例が、そのまま流用できそうなのも大きな強みだと思います。※すみません。未検証です。

本来はWordpressならどんなテーマのテクニックでも応用は利くんですが、初心者でもコピペ程度でカスタマイズできるだろうという点は大きいかと思います。

自分でカスタマイズできる人はさらにオススメ

Affingerの母体となったStingerにも共通する事ですが、Affingerのfunctions.phpはjQueryのCDN化、投稿スラッグの自動生成、抜粋のカスタマイズ、ヘッダーの最適化などまねしたいテクニックが詰まっています。

また、テーマカスタマイザ-をあえて使用しないという機能を管理者画面から選択でき(Stingerはfunctions.phpの内容を削除)、自分である程度カスタマイズできる人は、この機能を利用する事で出力されるソースを整理する事ができます。

後述するSimplicityはとにかく管理者画面ですべて設定ができるのでは?というぐらい膨大な設定項目があるのですが、こういった初心者向けの機能は、メリットにもデメリットにもなるため、SimplicityよりもWordpressに慣れたユーザーをターゲットにしていると思います。

Stingerがものすごい人気だったため、後継となるAffingerも、今後、さまざまな事例が出てくると思います。

利用者が増えると似たようなブログになりやすいというデメリットはあるでしょうが、検索すればStingerの実績が山ほど出てくるので、迷ったらAffingerもしくは、母体となったStingerで間違いないと思います。

Xeory Baseとは

Xeory公式サイト

Xeory公式サイト

SEO会社、株式会社ルーシーが運営するSEOブログ、バズ部の運営ノウハウが凝縮されたテーマになっています。

わずか5カ月で100万PV達成という、驚異的な集客力を誇るバズ部のこだわりが随所に盛り込まれ、SEO内部対策、コンテンツマーケティングという点では他のテーマより一歩抜きんでた印象ですが、デメリットもあるため注意が必要です。

公式サイトXeory-無料WordPressテーマ-
更新日2015/3/26
最大幅1200px
phpファイル数14個(サブディレクトリを除く)

コンテンツマーケティングに特化

Xeory Baseの管理者画面は、初めてブログを書く人でも、コンテンツマーケティングを理解し、実践するための機能が盛り込まれています。

タイトルの文字数チェック機能、プラグインなしでディスクリプションが記述できる、コンテンツの品質を維持するためのチェックリストなど、無料でここまで提供するのかという豪華さです。

Xeory Baseのタイトル投稿記入欄

Xeory Baseのタイトル投稿記入欄

Xeory BaseのSEO設定

Xeory BaseのSEO設定

構造化データを徹底活用

Xeory Baseはパンくずリスト以外にも随所に構造化データを採用し、検索エンジンがより記事の内容を理解しやすい設計となっています。

他のテーマと比較すると、テーマの内容を理解するには若干敷居が高いですが、今後、より重要になってくるであろう構造化データを習得するには最適なテーマだと言えます。
というか私はXeory Baseを研究することで構造化データの勉強しました。

ユーザーを逃がさない404ページ

Googleにインデックスされた記事を移動したり、削除したりするとそこにアクセスした人は404ページが表示され高確率で離脱すると思います。

せっかくアクセスしてくれたユーザーに「このページは削除されました」と表示するだけではなく、他のコンテンツを提案し、興味を引く計算された作りになっています。

Xeory Baseの404ページ

Xeory Baseの404ページ

デザイン変更できる部分は少ない

Xeory BaseはとにかくコンテンツマーケティングとSEO、ソーシャルといった点に特化しているため、ソースを直接編集できないと、大きなカスタマイズはできません

Affingerでも採用している、LPページ作成やカラム変更は可能ですが、それ以外は、カラーバリエーションを変えたりロゴ画像を挿入する程度です。

また、スマートフォン用のレイアウトが他のWordpressテーマと比較するとマージンの幅が広いため、その分、ユーザーがスクロールする回数が増えてしまうという問題もあります。

テーマの外観をカスタマイズし、人と違うデザインにしたいという人には向かない構造ですが、コードの内容はハイレベルな作りなので、Xeory Baseのソースを読み解いてカスタマイズすれば非常に勉強になると思います。

アフィリエイト向け機能は少ない

他のテーマでは、Adsenceコードを簡単に挿入できる仕組みを用意してあるのが、定番の機能ですが、Xeory Baseにはアフィリエイト向け機能はありません

ただし、CTA(コンテンツ下部でお問い合わせ・申込みの誘導をする部分)の作成ができるため、アフィリエイト用に流用する事は可能です。

SEO用のカスタマイズが非常に強力なので、SEOで集客し、アフィリエイト導入や効果測定を、テーマ任せでなく自分でやりたいという人に特に問題にはならないと思います。

Simplicityとは

Simplicity公式サイト

Simplicity公式サイト


寝ログを運営するわいひらさんが公開しているWordpress用テーマです。

寝ログの直近アクセス数の推移といった情報はざっとブログを探した限り見つかりませんでしたが、2014年1月からほぼ毎日、IT関連の記事を中心に公開し、記事の質も高い事からも結構なアクセス数があるのではと思います。

特にIT系に特化したブログでは参考になるのではないでしょうか。

公式サイトSimplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ
更新日2015/6/11
最大幅1070px
phpファイル数71個

多彩なカスタマイズを管理者画面で実現

Simplicityはとにかく管理者画面、特にデザイン面のカスタマイズが充実しています。

独自で追加されたウィジェットも多く、WordPressを始めて間もないユーザーや、自力でコードを書けない初心者を意識しているのだと思います。

逆にソースからゴリゴリカスタマイズしたいという上級者は、ファイル数が最も多いので最初は大変かもしれません。

ただ、ソースにコメントで説明があるので、ソースからカスタマイズした上級者にも親切な設計だと思います。

Simplicityのカスタマイズ項目

Simplicityのカスタマイズ項目

公式サイトでカスタマイズ事例を公開

カスタマイズできる部分が増えると、自由度は高くなりますが何をどうしてよいか分からなくなるといったデメリットも発生します。

Simplicityは公式サイトで、「Simplicityの初期設定・おすすめの設定や、 カスタマイザー設定 一覧」などマニュアルが特に充実しています。

サポートフォーラムまで用意

通常、こういった無料のWordpressテーマは「無料で公開するから後はがんばってね!」といった感じで開発者のサポートは受けられない印象ですが、Simplicityはサポートフォーラムが公開されています。

マテリアルとは

マテリアル公式サイト

マテリアル公式サイト


2015年4月に公開されたばかりのテーマなので、他のテーマに比べると情報量は少ないかもしれませんが、他のテーマにはない独自のアイディアが多く見受けられたので、調査してみました。

作者はWordpressテーマ、Principleの作者Nobuoさんです。

最初はPrincipleも入れようかと思ったのですが、更新が2015年1月で止まっていたので、開発はPrincipleからマテリアルにシフトしたと判断し、マテリアルのみレビューをすることにしました。

公式サイトブログ用WordPressテーマ マテリアル
更新日2015/6/14
最大幅1058px
phpファイル数21個

メディアサイトのようなレイアウトが可能

ブログのレイアウトは基本的に、記事の一覧が上から順に時系列に並ぶ形式が一般的です。

時系列で記事を扱うというブログでは仕方ない部分ですが、マテリアルはトップページやカテゴリーページでのレイアウトを変えて差別化を図っています。

トップページにカテゴリーの一覧が表示されるというのも他にはない機能だと思います。

マテリアルだけの独自機能

公式サイトの「ブログ用WordPressテーマ マテリアルの特徴」での解説にもあるとおり、SNS Count Cacheと連携や、WordPress Popular Postsと連携、LINE@の連携など、他のテーマにはない機能の追加が行われています。

最近は、ページネーション、パンくずリスト、ソーシャル対応など、とにかくテーマに盛り込み多機能化させる流れが主流のように感じますが、テーマだけですべて完結させようとせず、必要な機能はプラグインと連携し、解決するという姿勢は開発面・管理面から最も現実的ではないかと思います。

AdSense広告自動最適化

これも公式サイトに記載されていた機能ですが、Adsence配信を画面サイズに合わせて最適化してくれる機能を標準で装備しています。他のテーマにもありそうな機能ですが、明記してるテーマはちょっと分かりませんでした。

実際の成果報告も公開されており、収入を得やすい仕組みも導入しています。

まとめ

Wordpresの無料テーマから4つほどピックアップしましたが、どれもターゲットが明確だったり独自のコダワリがあって面白い結果となりました。

私の印象としては以下の通りです。

  • これからWordpressを始めるならSimplicity
  • SEO・コンテンツマーケティングに特化、企業ブログならXeory Base
  • アフィリエイトを始めたい人、総合力を取るなら、Affinger
  • 他のテーマにはない機能、デザインにしたいならマテリアル

WordPressテーマの現状は、無料なのにレスポンシブ、SEO内部対策、ソーシャル対応が行われてて当たり前。パンくず、ページングはプラグインなしで実現できて当たり前。
というように技術的な要件が高く、開発のハードルは上がりますが利用者にとってはテーマ1つで広範囲をカバーできるので手軽に利用できるようになりました。

なんでこのテーマがないんだ!という方はお問い合わせより、ご連絡いただければと思います。

偉そうにレビューさせてもらいましたが、どのテーマもこだわったポイントがあり、勉強させていただきました。

このテーマの売りはもっと別の所にあるんだよ!そうじゃないんだ!というご意見がありましたら、メールをいただければこっそり直しておきます。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*